2006.03.21
北京オリンピック前の整備で外国人向けの建物などでは、外国人でも安心して使えるようなトイレが増えてきている。
簡単な仕切りだけあってドアのないものや、ドアの代わりにカーテンだったり。
が、古い建物や中国人向けのトイレに行くと壁のないニーハオトイレが一般的だ。
空間に便器だけが並んでいる風景は、ある意味壮観。

昔は各家庭にトイレがなく、地域の皆で公衆トイレを利用して、そこで会話なり挨拶なりをしていた。
中国のトイレは社交の場という印象が強い。
そのためかドアあるトイレでも開けっ放しで会話していたり、ドアを閉めずに用を足している人との遭遇率が高い。
壁のないトイレに慣れると「あぁ排泄することは自然なことで隠す必要はないんだ。今まで隠さないといけないと思ってたのは無意識に日本の文化に囚われていただけなのね」と達観できるようになる。
もしそういう壁のないニーハオトイレを使うときに、恥ずかしそうにすると「何? 良い物持ってんの?何隠してるの?」ってかえって覗かれるとか。
旅の恥も人生の恥もかきすて。
見つけたら、トライしてみては?
期待すべくまでもないが、中国のトイレは一般的に汚い。
上にある写真のトイレは改修したばかりでしかも掃除した直後だからキレイ。
しかし例えばうんこを便器の外に溢れさせても、その溢れさせた人は処理しない。
定期的にやってくる掃除の人にまかせる。
うんこ、ぼーん!って良くある。
一歩前へ!文明化への大きな一歩!
中国人男性は便器から離れて小をする人が多い。
そのために便器の周りはおしっこ浸しであることがしばしば。
何で便器に近づかないんだろう?
便器が汚いから?
遠くから的を射抜くのが男前なんだろうか?
細かいことは気にしない国民性だからか、大雑把。
その大雑把さに慣れないで中国を嫌いになる人も沢山いると思うし、日本の繊細すぎる感覚に疲れている人は中国を好きになるかもしれないし。
以前、びびったこと。
トイレに行って小をした。
後ろで「うーーーーん」って、激しい息遣いと、日本人ならあまり聞きたくない効果音(ブリブリブリ)が聞こえてきた。
ハッ!と驚いて一瞬振り返る。
トイレのドアが壊れて無くて、がんばってる顔見える・・・。
こんな大胆に・・・
中国人には勝てないかもしれん・・・。
ある意味男前。
がんばれ!
たとえ長く中国に住んでも自分はここまで出来ないなぁ。
壁の無いトイレでも、中国人は大便のときに「あぁん・・・」みたいにセクシーボイスを出す。
それって必要か?
中国人を見てると純粋で恥ずかしがり屋だなぁと感じることが多いけど、なにやら恥ずかしがるポイントが日本人とはちょっと違う。
トイレの排泄音は気にするところじゃない。
そういえば、日本の音姫という商品(女性用のトイレにある、水の音を出すやつ)は日本でしか売れないって聞いた。
そういう排泄の音を気にする方が間違ってるのだろうか?
トイレットペーパーはまず置いてない。
旅行には携帯ティッシュや痔で辛い人は 携帯用ウォシュレットをちゃんと持って行こう。
また紙は流すモノではなくゴミ箱に捨てるようになっているのがほとんど。
会社のトイレは紙を流すからゴミ箱を置いていないと、床に拭いたであろう汚れた紙が散乱していることが多い。
流そうよ。
中国で売っているトイレットペーパーは質が悪い物もある。
そういうのは、すかすかで押すと半分ぐらいに潰れたりする。
日本ではいくら安くても品質が驚くほど悪いことは少ないから、こういうのは小さなカルチャーショックだった。
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