先日大親友♀と買い物に行った。
彼女が行きたい場所は北京珠市口美容美发用品一条街。
買いたいものは、床屋や美容院の前に置いてあるバーバーポール。
何本?
60本。。。
4月の28日に大山子芸術区で展覧会に参加する大親友♀(と勝手に思っている)。
買い物の通訳を手伝って欲しいと言われて、一緒に行くことになった。
買いたいものは、床屋や美容院の前に置いてある、回転するバーバーポール。
60本。
日本の感覚からすると、大きな買い物でとても大変だと思う。
が、中国では、60本のバーバーポールを集めたいと思えばどうにかなるものだ。
今日はそのことについてのレポート。
何でオイラが呼ばれたのか?
彼女の説明では、珠市口という美容関係の店が多い街に行って、ある店で1本230元の契約書を書いてデポジット500元払ったが、昨日になって、「やっぱり作れない。60本は多すぎる。時間が足りない。」と断られたと。
オイラはそれを聞いて、相当商人に嫌われたんだなと感じた。
中国の売買では商人とどれだけ心理的距離を縮められるかによる。
交渉した中国人が交渉下手な人で、そのことが一番大きな問題だったのではないかと大親友♀は想像していた。
オイラは中国語はそこまで得意ではないけども、大親友♀であるだけに彼女の言いたいことが分かるし、流暢ではないけどもそれを伝えることが出来る。
中国の商人
中国では物を売るときに人を見る傾向がある。お友達価格、現地人価格、中国人価格、外国人価格、日本人価格のようなものが意識の中に存在し、そういう交渉の中で、お友達になれたら価格も安くなるし、ある程度のわがままも聞いてくれるようになる。
ただ、多くの人は商人と良い関係を築こうとすることはほとんど考えず、いかにして安く手に入れるかを考えているから上手くいかない。
単純に良い関係を築ける商人と良い関係を築くだけでいい。
珠市口の美容品街にて
彼女と一緒に珠市口の美容品街まで行く。
中国のマーケットの特徴として、同じ系列の商品は同じ地域に密集してある。
ここは、美容品関係のマーケット。
ぶらぶらと歩いていると、けっこう驚いたことにバーバーポールを売っている店も結構ある。
彼女は何となく気の向いた店に入り、どういったバーバーポールが欲しいかオイラを通訳として店員に説明を始めた。
バーバーポールは1本260元で、値段を下げることは出来ないという。大親友♀が一昨日聞きまわった中では220元が最安だったことを考えると高いけど、一番重要なことは値段よりも「本当に60本が28日までに手に入るか」だ。
大まかな説明を済ますと、彼女は仕入先の担当の人に「バーバーポール60本欲しいらしいから、今から来て」と連絡して、オイラたちはそこで待つことにした。
中国ではこういうときはアポイントを取らなくて済むので話が速く進む。
30分ほどたって、その仕入先の担当の人が現れた。
訛りから広東人だと分かる。
60本作れるかと聞いたら、彼は今ある在庫で月曜日には準備できると自信満々だった。以前特大サイズのバーバーポールをアーティストの要望で50本用意した経験があるという。
この経験は人が思っているよりも大きなものだ。この時点でオイラはこの人は出会うべき商人なのだと思った。
交渉の途中、彼はオイラたちに何人なのかと尋ねた。
オイラが日本人だと答えると、彼は「そんなはずはない、お前の訛りは韓国だろう!ははは!(冗談上手いな!)」と言った。この発言の雰囲気からオイラはけっこう気に入られているようだと感じた。
そこで、オイラは「韓国の女性はキレイだよなぁ」と大親友♀の方を見て言ってみる。
彼は大親友♀を美しい韓国人と思ったらしく、
「ホントだよ。彼女は本当にキレイだ。。。」と。
キレイな女性のために何かしてあげたいのは悲しいかな、男の性。
オイラたちは彼の心に入りこんだと言って良いだろう。
で、この時点でオイラ的に交渉は半分成功だ。
商人と直接交渉を目指す
オイラたちの理想は、店を通さず直接彼と取引をすることだった。そうすれば店の出した価格より安くなるし、店を通す面倒さが省ける。
おそらく、というか確実に彼と店には暗黙の了解があり、直接彼とオイラたちとは交渉できない。その方法をとったら、店の利益がなくなる。
露骨に彼の電話番号を聞くと、警戒心が強まるだけで、この場面では良い方法と言えない。
彼の電話番号を得るのが目的で、「本当に理想と同じものかを確かめたいから、作業をしている場所に見に行きたい」と聞いてみた。
そうしたら彼もオイラの意図することは了解したらしい、「大丈夫、安心しろ。会社に来なくても大丈夫だ。会社の場所はここからとても遠いし。」と会社の場所は教えてくれない。
そこで、「会社から会場の大山子芸術区まで運ぶのだけど、大丈夫か?車でどれぐらいかかる?」と聞いてみた。
「大丈夫だ。車で1時間ちょっとだろう。」と。
この調子では電話番号を貰うのは無理だから、彼に、「同僚と話してからまた後で電話するから、名詞をちょうだい。」と言ったら、彼は店員に言って店員の名詞を手渡した。
店員はここで間に入って、「彼と話したかったら、この店に電話をすれば良いからね」と。
そこで、大親友♀が中国人の友達に電話をかけて値段の交渉をしてもらった。しかし店側が出した値段を彼は変えることが出来ないのでどうにもならない。
「オイラは言葉が流暢でないから、今電話を掛けた中国人の電話番号を残すよ。何かあったら彼女に連絡して。」とこちらの電話を残すことにした。
これは、言葉の通じる中国人同士では不自然すぎて使えないテクニックで、これが上手く働いた。
彼はその電話番号を受け取ると、しばらくして「俺は先に帰るから」と外に出て行った。契約成立は間違いないと感じたのだろう。
外から見たらミラクル。オイラはそれが日常。
彼が帰って、店に残ってもしょうがないので、外に出て、ご飯を食べた。
食べ終わってしばらく話をだらだらだらだらだらだらだらだらだらだらだらだらとしてたら、大親友♀が「そろそろ行きましょう。」と言ったので外に出た。
デポジットの500元を返してもらうため他の店に寄ったその帰り、偶然にも、彼らに出会った。
オイラが手を振たら彼は近づいて来たので、「オイラたちご飯を食べてたよ。」と挨拶をした。
彼はその挨拶には反応せず「他の店はいくらで作ると言った?」と聞いた。他の店を当たったのだろうと彼は予想したようだ。
ここで嘘をついてより安い値段を言うことを考える人もいるだろうが彼は原価という真実を知っているから嘘は言わない方がいい。「嘘をついて低い値段を言っているな、こいつ」と信用を失ったら、双方の満足のいく取引はできない。
オイラはこれまでに知っている情報で正直に答える。
「220元。だけど60個は時間的に無理だと言われた。」
そうしたら彼はオイラたちが求めていた彼の名詞を手渡し、「220元で出来る。俺に連絡しろ。」
大親友♀にそれを説明したらけっこう興奮していた。
やった!ほしいものが手に入った!
もし、あの店で食べなかったら、あの時出ようと言わなかったら、デポジットを取りに行かなかったら、1分でも時間がずれていたらこのようなことは起こらないと、大親友♀はしばらく嬉しそうにピカピカしていた。
でも、オイラはこういうこと、日常。
なぜ?
i don't know the reason why, but it always happens to me.
でもどうすればこうなるかは分かる。
思考と環境をシンプル&クリーンに保つだけでいい。
then everything works well, and works perfect!!
So, please houxiu let them know the truth!
周りから見れば奇跡みたいなことはしばしばオイラには起こるから、別に珍しくもない。禅宗で言うところの円滑状態。何でそうなるかは分からないのだけど、すべてが偶然にも上手く進む状態。
どうすれば?
一言で言うなればシンプル&クリーン。
思考と環境を単純に、清潔に保つ。
そうすると、思考が現実化する道もシンプル&クリーンになって、常識では信じられないような力が働く。常識で考えるとありえないような偶然。昔の人はそれを神の力とか仏の力とか言ったのかもしれない。
少しだけ「単純に」とはここではどういうことかを説明すると、「嘘をつかないこと」と「真実を隠さないこと」だ。嘘をつかないで真実を語るほうが単純明快だから。
オイラはこの交渉の中でいろいろいろいろいろいろ考えてはいるが、嘘は付いていないし隠してもいない。嘘を付いて真実を隠していたら損をする。思考が現実化する道のりが複雑になって現実化が嘘を付いて隠している分だけ遅れる。現実化が遅れるのはオイラにとっては超ストレスだから。
お金が欲しいなら、十分なお金があるという思考を現実化すればいいだけだし。
i don't know why people think too much complex.