2006.2.16
人口が多く、人の出入りも激しい。
気候が厳しく明日生きているという保証がないという考えが強く計画性にも乏しい。
そういう背景があって、「2度目はない!だから騙してでも今売らないと!」という商売のやり方が自然発生的に身についたのだと想う。
何かを買ったら、「ありがとうございます。またお越しください。」というのではなく、「待ってよ!他にもこんなすてきな物があるけど!」と1回のチャンスを最大限に活かすために別の物をススメたりもする。
その態度は生理的に受け付けず、気に入った物がたくさんあったとしても、そこでは二度と買わない。
「カモか?ネギしょったカモか?ネギしょってポン酢まで持ったカモか?」って印象を持ってしまう。
「ありがとうまたね」とさらっとしてくれれば、次も来る確率は高くなるのに。
そういう「売ってやる!」気分の強い中国での買い物は落ち着いてできないことが多い。
観光地の売り子が必死になって売りつけようとするのもそういう考え方が強いからだろう。
値段が書いていないのも、いくら?と問いかけさせることで、積極的につながりを持とうという意識の現れだろう。
名刺が好きなのも、普通なら2度目はないところを、どうにかして作ろうとしている商人の作戦だろう。
そういう考えだから、日本のように「損して得取る」ような先を見据えた商売は生まれにくい。
日本に留学していた中国人が言っていた言葉が身にしみてよく分かる。
「日本人は商売が上手いね。」
まぁね。