北京に2年近く住んでいると、鼻が利かなくなってきたと感じる。
最初の頃は、不快な臭いを感じていたのに。
嗅覚の発達は、食事の味付けにも影響するんだなと、最近は分かってきた。
乾燥して鼻の粘膜が乾くからだろうか?
最近においに対して鈍感になってきた気がする。
初めて中国に来た頃は、「中国のニオイ」とでもいうような独特のニオイを感じて不快になることも多かったんだけど、最近はそういうニオイを感じなくなっている。
ニオイに慣れたのもあるのかもしれない。
満員のバスに乗っても地下鉄に乗ってもほとんど臭わなくなってしまった。
北京では入浴の文化が育たなかったのも分かる。
相当の悪臭じゃないと臭いを感じないんだろう。
繊細な味
食べ物の味を感じるのは味覚と嗅覚だという。
試しに、目隠しして、鼻をつまんで食べると食べ物の味は分からなくなる。
大まかな味は舌で感じて、繊細な味は鼻で感じるそうだ。
中国人は味覚を感じる舌の上の味覚細胞は世界一多いという。
いろいろな味、繊細な味付けも分かるのかと思っていたけど、そうでもないらしい。
単に、嗅覚が発達しなかったから、味覚細胞が発達しただけの話だろう。
中国の食事続けているとだんだん分かってきたのだけれど、中国人にとっては繊細な味はどうでもいいようだ。