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2007.6.6 商店のおっちゃんの定年退職

近所の仲の良い商店主のおっちゃんが定年退職をする場面に立ち会えた。

一抹の寂しさと不思議な感覚。

中国の伝統もこうやって、脈々と若い世代に受け継がれていくのだろう。

2007.6.6 商店のおっちゃんの定年退職

近所で小さな商店を経営しているおっちゃんとは、仲の良い友達だ。

暇をみて、おっちゃんの商店の前に一緒に座って、のんびりとした時を過ごす。

その日、久しぶりに立ち寄った商店の壁が改築中であることに気づいた。

聞くと、

「俺はもう62歳だから、退職しようと思ってね。この場所は貸し出そうと思っていて、ここにいる二人が借りようかと相談中だ」

そういえば、商店の前には相談をしている若い男女の姿がある。

恋人どうしだろうか。

その話をしている間にも、せわしなく客がやってきて、おっちゃんはのんびりと座って話が出来ない。

しばらくして、若い男女が、この場所を借りると決めたとおっちゃんに告げた。

簡単な口約束を交わして、おっちゃんは若い男女に商店の鍵を渡す。

商店の鍵を閉めて、「また、明日来ます」と若者が去ろうとしたときに、一人の客がビールがあるかと聞いてきた。

おっちゃんは何も言わない。

若い男女が一度閉めた商店の鍵を開けて、ビールを売る。

「ここは、もう彼らのものだから、俺は関わらない。」

つい先ほどまで、せわしなしに接客していたおっちゃんなのに。

心の中には、一抹の寂しさと、やっと終わったという安心感があるように思えた。

その客にビールを売ると、彼らは商店の鍵を閉めて、「また明日来ます」と去っていった。

商店主だったおっちゃんが商店の前にいるのに閉ざされた扉。

不思議な気分だ。

オイラはおっちゃんの商店がなくなる寂しさのようなものを感じながら、こうやって商店も中国の伝統も脈々と古い世代から若い世代へ受け継がれてきたのだろうと思いを巡らしていた。

おっちゃんと出会えたことに感謝。

長い間お疲れさまでした。