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中国の直面する問題 中国の政治的圧力: 抑圧された社会

天安門事件を知らない中国の若者

2009/05/28

天安門事件 :1989年6月4日に、中華人民共和国の北京市にある天安門広場に集結していた学生を中心とした一般市民のデモ隊が、「中国人民解放軍」によって武力弾圧(虐殺が行われたとする見方もある)された事件

外国人、主に西洋人が中国の批判をするときに必ずと言って良いほどに言及する天安門事件。

衝撃的な映像で、国際的にも良く知られている。

だが驚くことに、北京に住んでいる若者たちは、天安門事件のことについて知らないことが多い。

中国ではそれほど強力に情報統制を強いている。

友人も天安門事件のことを知らず、何か感じるところがあったのか、近所の老人に天安門事件のことについて聞いて回った。

大量に虐殺があった事実を事細かに知り、それを国家ぐるみで情報統制していたことなど、少なからぬショックを受けていた。

「中国はダメだ・・・俺は中国人であることが恥ずかしい・・・」

爆発的な発展開放路線の中国とはいうけれども、闇の中にはまだまだどす黒い何かが蠢いているようだ。

天安門事件で失脚の趙元総書記、軟禁中の録音が回顧録に

2009/05/14 北京 ロイター

 1989年の天安門事件で失脚し、2005年の死去まで軟禁生活を送った中国共産党の故趙紫陽 ・元総書記の回顧録「Prisoner of the State」が、6月4日に事件から20年を迎えるのに合わせて出版されることが分かった。

 この回顧録は、2005年1月に死去した趙氏の自宅軟禁中にひそかに録音された30時間にわたるテープをまとめたもの。趙氏に近い3人の人物に託されて中国国外に持ち出され、英語版と中国語版が出版される。

 この中で、趙氏は事件当時について、「(1989年)6月3日の夜、家族と庭先に座っていると、激しい銃声が聞こえた」と振り返り、「世界を揺るがした悲劇は避けられなかった」と語っている。

 当時、党最高指導者だった趙氏は、学生らの抗議活動を反共主義の陰謀とした中国政府に反論。「デモ隊のほとんどがわたしたちの問題点を是正するよう求めていただけで、政治体制の転覆を企てていたのではない」と主張していた。

 また、天安門事件以降、中国共産党が取った保守的な政策は間違いだったと指摘。さらに、「(国に)活力をもたらすのは西側のような議会制民主主義で、そのゴールを目指さなければ、中国市場経済の異常な状況は解決できない」とも述べ、民主化の必要性を訴えていた。