2007.1.24
北京の街角にはいたる場所に、違法な証明書を発行しますとの広告がある。
大概は左の写真のように電話番号が書かれており、違法な証明書類を偽造できる。
これだけの量が貼ってあると言うことはそれだけ需要があるということだろうか。
最初に北京に来た人がうんざりするのが道路に貼ってある広告。
ペタペタペタペタ、それにはもううんざりだ。
最近は北京オリンピックの前で、街の美化にも力を入れているようで、その貼り付けられた広告をはがして回る人も多い。
しかし効果のほどは不明。
はがされたらまたペタペタペタペタ。
珍しいからその広告をもらう外国人もいる。
知人はそれをノートパソコンに貼り付けていた。
いかにも中国っぽい。
機会があればGetしたいな。
オリンピックに向けて中国の文明化社会を誇らしげに見せたいらしいが、この偽造証明書の広告から見え隠れする社会のゆがみを見ると、それは危ういとしか評価できないね。
道路にペタペタペタペタ貼ってある違法広告
一つの理由として中国はまだ文明的なシステムが確立されていないということだろう。
大概のことはお金で解決するある意味で未だ原始的な社会だ。
例えば一人っ子政策時代に生まれた戸籍のない人たち。
そういう人たちが平穏に生きていくためには証明書を偽造するしかない。
統計では50万人の人が偽造証明書で暮らしていると言うが、この国の統計はあってないようなものだから、実際の数はもっともっと多いように思える。
中国人の単純な思考からは、紙に書かれたものに価値を見いだすことの意味が分かりにくいのではないだろうか?
なんでそれが重要なの?単なる紙じゃん。
この紙を持っていたら、大学を出ていることになったり、戸籍が貰えたり?
それならその紙を作ってしまえば良いじゃん。
それで何も問題ない。
そういうある意味でシンプルで稚拙な思考が根ざしているようにも思う。