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中国の直面する問題 中国の著作権・知的財産権問題

中国に著作権の概念はない
ー パクリ文化 共有共生文化 ー

2006.10.4

中国は共産主義だからか、元々おおらかだからか、著作権や知的財産権の意識はとても低い。

・・・っていうか基本的にない。

道ばたで200円以下で買える、海賊版のCDやDVD、パソコン用の超高級ソフトウェア。

偽ブランドショップビルが堂々とそびえ立つ。

あらゆるファイルが、ダウンロード可能な中国のネット。

非合法の会社組織が、公的な書類に押す印鑑が必要だったっら、他の会社から印鑑を押してもらう。

オリジナリティが希薄な、真似だらけの芸術界

パクリ文化だ。

新しい物を作るより、誰かが作った物を真似すれば、簡単で労力もリスクも少なく楽だ。

でも、こういう考えをしていると新しい何かを作り出す創造性に乏しくなる。

中国人は古い物を誇りに想い、昔の物や先進国や素晴らしいアイディアを持った誰かの真似をしているだけ。

気づかないうちに自分で考える力を失っていく。

コピー商品が溢れる街。

そんなことでは中国の未来は、搾取されるだけの単なる巨大マーケットになってしまうかもしれない。

やっぱり自分自身で考えないと未来はやってこないから。

共有共生文化

2009/08/12

上に書いた以前の記事でも分かるように「中国に著作権の概念はない。罪の意識もない!」って自分の狭量な世界感でネガティブな感情を持っていた。

でも最近30歳も半ばを超えて波長がアップしたのか、その背景にある別の側面もみえるようになってきた。

著作権の概念を理解せずパクリの商品を安価で販売したり、インターネットにあらゆる情報・映像・ソフトウェアが無料で手に入る、それってみんなが幸せになるための共有や共生の概念が無意識の根底に発達しているのかもしれない。

より多くの人が幸せになること。

それって愛じゃん?

例えば日本ではソフトウェアや映画をインターネットに放流することは犯罪と考えられている。

ある事例で「コンビニでパンを盗んでみんなに配るようなものだ」と裁判官は有罪判決を言い渡した。

しかし中国人的な考え方では、「無料でコピーしたらそのほうが多くの人が同じように幸せになるからそっちのほうがいいんじゃない?」だ。

特定の個人や企業の利益を保護する著作権や知的財産権は、例えるなら周りにいるたくさんの飢えている人を尻目に、食べきれないほどのパンを自分だけ独占して食べてるようなものに感じるのだろうか。

世界には今日も飢えて死ぬ人たちがたくさんいる。

教室のみんなが同じように楽しくお昼ご飯を食べるクラスと、飢えて死にゆくクラスメイトを気にもかけず数人だけが贅沢なお昼ご飯を食べるクラス。

どっちが正しいの?

変な世界だね。