2009/12/25
「中国は言論が抑圧されて自由がなく怖い国だ」というネガティブな印象を持っている外国人は多い。
そういう印象を持っていたけど、実際に住んでみるとむしろ精神的に自由な国なんだなと思うようになった。
日本や西洋では社会の枠組みの中では自由に歩ける。その枠組みを超えてはいけない。
中国にはその枠組みがなく自由だが、行ってはいけない場所がある。
そんな感じ。
社会の枠組みを「牢獄」だと考える人にとって中国は自由で魅力的な国に映るだろうし、「人間の知性が生み出した安心と安全を与えてくれるもの」と考える人にとっては野蛮で危険極まりない国になるのだろう。
ある中国人が「外国では法律が決める。中国人は自分で決める」と誇らしげに言っていたのを思い出す。
そのときは傲慢な発言だと不快感を感じたけど、しだいにその感覚が分かってきた。
自由に生きている中国人にとっては日本や西洋社会にある枠組み~社会が作り上げた一般常識とも呼ばれる「斯くあるべき」幻想~ を「牢獄」としか考えられないのだろう。
そういう中国人的な視点で考えられるようになってくると「斯くあるべき」という精神的な抑圧から解放されて、とてつもなく自由を感じる!
この経験を日本に持ち帰ると、以前と同じように生活をしても精神的には非常に自由でいられるようになった。
自分を生きていたのではなく、牢獄という幻想のオリの中で苦しんでただけだったのね・・・。